今はやりのストレッチングジム!体の堅い人は行くべきか?

ストレッチの効果

 

 

ストレッチには一般的に3種類あると言いましたが、2つ目はバリスティックストレッチです。これは反動をつけて弾むように動いて筋肉を伸ばす方法です。いわゆる柔軟体操ということになります。

 

日本では定番ともなっているラジオ体操をバリスティックストレッチとして分類する学者もいます。ただし、バリスティックストレッチでは前述した伸張反射が起きやすいので、フィットネスではあまり使われなくなってきているようです。競技スポーツでは現在でもバリスティックストレッチが使われます。

 

3つ目はPNFストレッチです。これは少々特殊で、固有受容性神経促通法を採り取り入れたストレッチ方法です。具体的に言えば、リハビリテーション等で用いられる手法で、パートナーを伴うことが多くなっています。

 

さて、ストレッチの効果をまとめてみますと、筋肉や結合組織の柔軟性改善、筋肉の緊張緩和、血流の改善、神経機能向上、筋萎縮の防止抑制などとなります。結果筋肉痛の緩和、関節の可動域の拡大、そうした効果からの全体的な身体パフォーマンスの改善につながります。

 

筋肉の柔軟性が不足している状態で競技を行うと、捻挫や肉離れを起こしやすくなります。こうした危険性をストレッチによって抑制するわけです。

 

旅行中の乗り物の中で同一姿勢をとり続けるのも筋肉を動かさない状態が続くので、やはり筋肉の柔軟性が失われます。これもストレッチをすることによって回復することができます。